「新型」というけれど(2)

この4月28日に更新された、厚労省のHPにある「新型インフルエンザに関するQ&A」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html を見ると 「Q.飲食物・生活必需品は何日分準備したらよいですか?→A.パンデミックに備えて、2週間程度備蓄しておくことが望ましいです。」 などと、鳥インフルエンザ変異型(劇症、致死率60%といわれる)と同等レベルの対策が書かれています。

今のところ感染力も、毒性も通常のA型と大して変わらない。変異の可能性はあるが、季節性のインフルエンザも常に変異の可能性があるのでその点で危険度が増すわけでもありません。 パンデミックなどというと「どきっ」とするが、通常のAもBは頻繁にパンデミックしています。

しかも、その脇に掲載されている、「新型インフルエンザ対策行動計画(今年2月17日更新)」http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kettei/090217gaiyou.pdfには従来呼ばれている「新型」と同様に羅漢率25%、死者最大60万人、、、、となんの変更もなく、掲げられています。

国内感染早期において「全学校等(保育所含む)の休業」「感染者の収容」「不要不急の業務の縮小」(?)などがいわれています。まったく、ナンセンスです。学校・幼稚園・保育所が休校・休園になると多くの保護者の就労が不可能になります。零細企業・個人商店主などが強制的に収容されると商売が傾きかねない。不要不急の業務の縮小ができるのはお役所か余裕がある大企業くらい。

私から見れば、蚊を一匹たたくのに、マシンガンを持ち出してくるに等しい過剰な反応。 いずれ入ってくるが、「まずは冷静に」、というのが正直な感想。もちろん、一般的な防疫体制を組み、万全の対応をするのは当然ですけれど。

政府は、大ごとにしておいてあとで「我々が万全の対策をしたから事なきを得た」とするつもりか。 末期症状の政権にとっては人気挽回の絶好のチャンスなのでしょう。

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