創業時2002年から使用してきたISDN電話回線(3電話番号使用=2電話+1FAX)を光回線の「ひかり電話」に変更しました。昨日工事完了。不通時間はほとんどなくスムーズに移行できました。3つの電話番号は同番移行(ナンバーポータビリティー)でそのまま移行しています。

ISDNでは2つの電話/FAXの同時使用が可能ですが、今回、ひかり電話で2つの電話の同時使用可能であることに加えて、アナログ回線でファクス専用に使用することとしたため3つの電話/FAXの同時使用が可能となりました。

実はNTT製の無線IP電話機を購入・使用し、オプションのマイナンバーを利用すればさらに5つの電話番号/電話機が使用できますが、専用端末には留守番電話機能がなく使い勝手が良くないようです。また諸情報からファクス使用の場合はひかり電話よりもアナログの方が安定していると判断し、ファクス用回線はNTTのアナログ回線(月額1785円)を専用にすることにした次第です。ファクス用の回線はKDDIのメタルプラスも検討しましたが、同番移行ができないということがわかり見送りました。

ひかり電話はNTTの光回線導入とセットで利用が可能。当然、インターネットも従来のADSL(ASAHIネットacca12M)からフレッツ光(ネクスト 100M)に移行。

インターネットにかかるコストと共に(消費税5%込み)下表で比較してみました。小さな会社さん、、、、自然食品店、助産院、治療院、、、など電話1~2台、ファクス1台をISDNで利用している方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。光回線への移行に際してご参考になればと思います。

毎月の固定コストが1651円増加しました。この増加分に見合った使い方をしていくことになります。ちなみに、初期コストは同番移行工事料金2100円です。他の工事費は無料、プロバイダASAHIネットのキャンペーンのため当初5ヶ月間のインターネット接続月額基本料6279円が無料となっています。専用ルーターレンタル料はファミリータイプのため無料です。

使用感…[電話]通話品質はISDNの方が多少よかった感じです。実用的には問題ありません。通話料金が多少下がる見込み。使用頻度の高いファクス回線を6円電話にしたこともあり、通話料自体は月額数百円程度減少する見込みです。なお、停電時はISDNではバックアップ電池で数時間通話可能ですが、ひかり電話は完全にダウンします。この点ではISDNやアナログ回線が安心ですね。[インターネット]実質的な回線速度が3Mから50~60M程度と約20倍速となりましたが、普通のwebサイトの表示速度はそれほど変わった感じはありません。カートシステムや会社サイトへの写真、データのアップロードは超高速となり快適です。メールのダウンロードはPCの性能に大きく依存しているらしく、ほとんど変わりません。(データ添付の場合は高速になりました)

サービス (旧)ISDN3電番+ADSL12M (新)ひかり電話2電番+加入電話(アナログ)1電番+光100M
電話月額基本料 2919 1575(*1)
無料通話分 -504
FAX専用回線料 1785(NTTアナログ)
追加電番料 420 105(マイナンバー)
ダブルチャンネル 標準装備 210
ボイスワープ 525 月額基本料に含む
ナンバーディスプレー 630 月額基本料に含む
ユニバーサル料 19(3電番) 19(3電番)
ネット接続月額合計(*2) 3305 6279
月額合計 7818 9469
旧→新差額   +1651円
参考:通話料金 ソフトバンクテレコムH
プラン(*3)
ひかり電話+6円電話(*4)
参考:INT下り実効速度(*5) 3M程度 50M~60M

*1 ひかり電話A(エース)プラン1575円。

*2 旧回線はASAHIネット超割12M(acca)Mプラン、新回線はASAHIネットフレッツファミリー光ネクストMプラン。

*3 ソフトバンクテレコムHプラン(旧平成電電と同等料金):3分間料金が市内7.875円、市外8.4円、県外12.6円 と格安。月額料金不要

*4 ひかり電話:国内3分間8.4円、6円電話(U-COM。アナログ回線で契約。ファクス専用):2分間国内6.3円

*5 gooスピード測定による