韓国では大手菓子メーカーやインスタントラーメンメーカーの製品の無化調化(無化学調味料化)が実現しました。
きっかけは2006年3月8日KBS第2テレビでの「お菓子の恐怖」放送。菓子類に含まれる7種類の食品添加物が子供のアトピー性皮膚炎を悪化させているのに、そのことを企業は隠蔽している、という告発番組でした。これにより菓子類の売り上げは15%減少。そのため、2006年の夏までには大手菓子メーカーはグルタミン酸ナトリウムの使用中止を表明し、実際に、実施されるようになりました。
このような状況の中、韓国の消費者運動の働きかけもあり、インスタントラーメンでも、2007年7月までに無化調化が実現しています。(以上、NPO全健協会報2008年3月号を参考にしました)

隣国のお話ですが、日本の食のあり方にも影響をもたらしうる出来事です。